2009年07月07日

一言日記〜コミュニケーション編〜

まるで最近はエキサイティングな日々を送ってないために、ブログのネタになるようなことが無い…。
だが、間をつなぐために、ちょっとしたことでも書いておこうと思う。

派遣勤務を始めて1週間が経ったわけだが、今度のところもまた、私にとっては初めての環境で戸惑っている。
というのも、同じフロアに50人はいるはずなのに、社員同士のコミュニケーションがほっとんど無い会社なのだ。
息抜きの世間話やら趣味の話やらといったものが、一切聞こえてこない。
こんなに無駄話をしない会社、あたしゃ初めてだわよ(苦笑)。
私から遠く離れた島には女の子が密集しているため、たま〜にそこからは話し声や笑い声が聞こえてくるんだが、その他からは仕事上の会話以外、まず聞こえてこない。

それよりもまず、お昼を各自、自分の机の上で黙々ととるっつーのがどうにも侘しくて、かなわん。
そもそも、人数の割に打ち合わせができるようなテーブルが2つしかないのが問題だと思うんだが、そこはいつも別な部署の人たちが使っているために、私たちの部署の女子は集える場所がない。よって、各自、ネットサーフしながら静〜かに食事をとることになる。
この前まで行っていた会社はほぼ全員で一緒にランチをとっていたし、その前の会社だって女子同士で一緒に食べていた。
それが急に一人ぼっち…。

仕事中も無駄話無し、お昼も会話無し、家では独り暮らしとなると、私はいつ人とコミュニケーションをとればいいのだ!?
このままでは、脳みそが退化してしまうぞ。

というわけで、先週の木曜日(勤務し始めて2日目)の夕方に同じ派遣仲間の女の子2人とお茶をして帰り、社内の話を少し聞いた。
そしたら、やっぱり2人とも最初はあの静けさに戸惑ったらしいが、徐々に慣れてしまったという。でも私は、あんなに寂しい環境に慣れたくはないぞ。
他人のことが気にならないから会話が湧いてこないなんて、人間として寂しくないか?
特に私の仕事は、隣にいる社員としかからみがないので、下手すると、一日会社にいてもその人としかしゃべらずに終わってしまう。そんなの、嫌だ。

おまけに、私がいる島には結構精神的に病んでしまっている人が多いと聞いた。今日は、向かい側に座っている男の人までも体調が悪いことが分かった。
あそこは悪い気が渦巻いているとしか思えない!
このままではマジでイカン。
染まる前に抜け出さねば…。
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2009年06月30日

一言日記〜短期派遣編〜

とりあえず明日からの1ヶ月間、派遣で勤務することになった。
今日の夕方に顔合わせしてきて、その場で決定。早速明日から早起きせねばならん。
でも、これでようやくヒマヒマ&無収入の日々から抜け出せる〜〜〜。ほっ。
あとは、その間に次の仕事を見つけねば。
それがまた問題なんだが…。

それにしても今回の仕事はこれまた難しそうだな。
どこまで出来るかさっぱり分からんが、1ヶ月の辛抱と思ってやるしかあるまい。
むしろ、分からない・出来ないのを楽しむくらいのつもりでやらんと、沈むな。
そんなことを思いながら顔合わせしていたんだが、今回の担当営業は全然助け舟を出さない人だった。
私にとって未知の業種であるのは分かってるんだから、少しくらいしゃべって間をつないでくれたらいいのに、まるで無言だったわ、あいつ。
前回の担当者は女性で、ちょこちょこと話をはさんでつないでくれたのに、今回は男性だからなのか、事務的なだけだった。
おまけに、求人の内容には「駅から徒歩5分」なんて書いてあったけど、実際には10分は優に歩いた。うそつき。
ま、派遣なんてそんなもんか?

何はともあれ、明日から頑張ってみるだす。
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2009年06月28日

一言日記〜結婚パーティー編〜

昨日はお昼から結婚パーティーがあったので参加してきた。
初めて就職した会社の同僚が(ようやく)嫁の貰い手を見つけたため、私も声をかけてもらえたのであるが、驚いたことに5組の合同結婚祝賀パーティーだった(うち1組は社内結婚)。
ひとつの部署内で半年間に5組も結婚するなんて、私は単純にすごいと思ったんだが、大きな会社だとそれくらいは珍しくないのかな。とはいえ、その会社はそこまで大きくはないので、本当に珍しいことだと思う。

パーティーは昼の12時から2時間半、行われた。
80名以上集まっていたらしいが、私が知っている顔はその半分くらい。女子にいたっては、4分の3くらいは知らない顔だった。私が辞めてから、たくさん女子を採るようになったらしい。
パーティーが始まるまでの間、「ご無沙汰してます」を連発しながら古い先輩方に挨拶をしてまわった。辞めてから10年くらい経つので、誰に会うのも久しぶり。白髪が増えた人、痩せた人、メタボになった人等々…。でも、オヤジ化が著しい人はそれほど多くはなかったかな。気楽に仕事をしている人が多い証拠でしょう。あそこはそういう会社ですから。

その後、半分くらいの人数で別な店へ移り、さらに30人くらいで別な居酒屋へ移り、最後は6人でなぜか蕎麦屋にいた。
4次会まで回ったのは、ひっさしぶりだった。
よく食べてはいないが、よく飲んでよく喋ったー。約10時間、飲みどおしだったからねぇ。お陰で今日は、ちょいとのどが痛い。

やっぱり、オヤジたちに紛れて飲むのは楽しいなぁ(苦笑)。
なぜにあそこまで落ち着いた気分で飲めるのか…。
同年代の男子と飲むよりも、数倍楽しめるのが不思議でならん。
いや、不思議じゃないか。自分もオヤジに近いってことね。
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2009年06月24日

一言日記〜坂本龍馬編〜

今月の頭に「竜馬がゆく」を読み終えた。
そしたら、たまたま入った本屋で「一個人」という雑誌が龍馬特集をしてたのを偶然見つけ(私は図書館にはよく行くが、本屋にはあまり行かない)、迷わず購入したのが先週末。結構内容が濃かったので、昨日読み終えたところだった。
そうしたら今夜のNHK「歴史秘話ヒストリア」という番組で取り上げていたのが、なんと龍馬と海援隊。これは録画しつつ見た。

だいぶ偶然が重なったが、単に来年の大河が龍馬だからなのか??
それにしても、同じ月に3つ重なる必要はないんじゃないかと思うけど。ま、うち1つは私の都合だが。

「竜馬がゆく」は本当に面白かった。
あれを読んで、龍馬のファンにならない人はまずいないだろう。いたら、驚く。
この小説の中では、龍馬とその姉の乙女がものすごく生き生きと魅力的に描かれていて、私は一気にこの姉弟のファンになった。多分それは、司馬先生自身が龍馬に惚れこんでいたから、あのような書き方になったんだろうと思う。
それまで活字で読んで頭の中で想像していた風景を「一個人」の写真で見て確認でき、今日はさらにそれを動画で見て確認できた。いい復習になった。
来年は恐らく、高知・京都・長崎と龍馬が生き、活動した土地に観光客がより一層集まるんだろうな。その前に旅行してみたいけど、今の経済状況では何とも言えん(涙)。

この前観てきた「MILK」のハーヴィ・ミルクは人生最後の8年間が劇的だったが、龍馬は最後に激動の5年間を過ごした。大きなことを2つも3つもやりのけて、散っていった。
美輪さんは著書「ああ 正負の法則」の中で、龍馬は好き勝手に生きてたから短命だったと書いているけど、んー、それはどうかなぁと私は思う。そもそも、それが本当だったら、私なんかとっくに死んでるはず(笑)。龍馬より長生きしてないわ。
龍馬の場合は我ままや道楽といった好き勝手ではなく、世界の中の日本国の未来を考えて動いていたわけだからねぇ。その性格のあまり、方法・行動が突飛で、型にはまらないやり方だったとはいえ、それを勝手な行動と呼んでいいものか。

来年の大河「龍馬伝」は、元刺客にして三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎から見た龍馬の話とのこと。
「竜馬がゆく」の中では弥太郎と龍馬は犬猿の仲とまではいかないにしろ、あまり反りの合わない者同士、といった書かれ方をしていたので、大河ドラマの脚本がどう上がってくるのか興味がある。

大河の話ついでに書くと、いまの「天地人」はいま一つ盛り上がりに欠けている気がするなぁ、残念だけど。
何を隠そう、私のお気に入り俳優ブッキーが主演を務めている作品だから文句は言いたくないけど、見ててもあんまり感情移入ができない。
去年の「篤姫」なんか、小松帯刀と篤姫にどれだけ泣かされたことか!(笑)
せっかくキャストはいいのが揃ってるんだから、後半はがっつりと視聴者の心をとらえてほしいものである。
posted by Michiko at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一言日記〜まずい…編〜

狙っていた会社と連絡を取り始めて、今日で約一ヶ月半。
先々週、ようやく面接・試験までたどり着いたのは良かったんだが、その後一週間以上経過しても何も連絡がこなかった。
合否の結果が分からないと次に動けないため、一昨日、いつごろ結果をいただけるのか尋ねたところ、明日中という返事だった。
が、昨日一日待っても連絡は来ず、今日、郵便で履歴書が返送されてきた。
面接後2週間も待たせておいて、落とすんじゃねぇーっ!
ま、試験の出来がよほど悪かったんだろうな〜(苦笑)。理解できない和文の内容を英文にしろって言われてもねぇ、無理な話だわ。

待ってる間に、NGだったらこれを狙おうと目を付けていた仕事が2つあったんだが、一昨日の夕方、急にどっちも検索結果から消えてしまった…。
これには焦った。
ったく、取る気がないならもっと早く知らせてきてくれよ。お陰で八方塞がりになっちまったじゃないか!

さて、振り出しに戻ってしまった。
これは本気でヤバイ。
いい加減にしないと、脳みそ融けるぞ。

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2009年06月17日

一言日記〜散歩編〜

嬉しいことに(?)時間が有り余っている最近の私。あは。
今日は雨が降りそうになかったので、近所を散歩してきた。

数年前に歩いたときはアンティーク/骨董品屋をめぐった。今回のテーマは食べ物屋さんだ。
私がいま住む西荻窪という街は結構ディープで、規模は大きくないけれど地元では有名な店が数多くある。
駅周辺は飲み屋が多くて、物件を探しに初めて訪れたときに「私が住むのはここだ!」と思い住み始めたんだが、飲み屋じゃない店だっていろいろある。
けど、悲しいかな、外食して歩けるほど私は裕福ではないので、名前は聞いて知っていても場所を知らない店ばかり。
そんなわけで、いつの日か裕福になったときのために予習をしてきた。

私は南口の住人なので、北口の店には特に疎い。なので、まち歩きマップ片手に伏見通りから女子大通りへ出て、北銀座通りを上り、北口をぐるっと回ってきた。
野菜中心の定食を出してくれる佐藤家の食卓、同じ通り沿いにある肉食で有名なキャロット、ベーグルが有名なポム・ド・テール、東京女子大の前には見るからにおいしそうなケーキが並ぶアテスウェイ、はちみつ専門店の花めぐみ、ロールケーキの多奈可亭、キチンライスの夢飯(ムーハン)等々。
以上は自分宛のメモ。別に、回し者ではないよ〜。

その後、南口のこまごまとした裏通りを歩き、最後にスーパーで食材を買って帰宅。
まるまる2時間歩き続けた。いやー、楽しかった。

帰宅後、歩いたせいで小腹が減ったため、コーヒーをいれてアテスウェイで買ってきたクイニーアマン(340円)を食べた。このお店が有名なことに納得。確かにおいしい。パイ生地のクイニーアマンで、底にはカリカリのキャラメルが付いてる。大きさも十分だった。
ケーキはどれも手の込んだ飾り付けがされていて、かわいらしかった。今回は持ち歩きの時間が長くなるのが分かっていたからケーキは買わなかったけど、次はトライしてみよう。
しかし、ここはケーキ屋にしては店員の数が多かったなぁ。もうちょっと店員を減らせば、一個あたりの単価ももうちょっと安くなるんじゃないの?と思ったりもした。

さて、これで晩御飯をつくるのが面倒なとき、仕事帰りに寄ってこられそうな店が少し増えた。
あとは、その肝心な仕事を見つけるだけというわけだ。
7月中に働き始めたいな〜。
posted by Michiko at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

「Shine A Light」

都内での上映はこれが最後だった昨日、スコセッシ+ストーンズの「Shine A Light」を観てきた。
DVDを買うか買わぬかの判断材料にしたかったし、どうせ観るならまずは大画面+大音量の映画館で観ておきたかった。なんてったって、ライブ映画だからね。
場所はいつもの早稲田松竹。ラスト1本、800円。

これだけのために高田馬場まで行くのももったいなかったので、私が一番おいしいと思っているインドカレー屋のJYOTIが高田馬場にもあるらしいから、立ち寄ってみることにした。
が、地図を見て調べていったとおり、明治通りを歩いても店が見つからない。違う名前のカレー屋はいくつかあるが、JYOTIはない。しかし、恐ろしいほどにお腹が減っていたので、「ここでいいや!」とYUJIN(友人)という名のインドカレー屋に入ってみた。
オーダーしたのはAセット(950円)。サラダ、チキンカレー、野菜カレー、ナン、ご飯、ソフトドリンク(ラッシー)という内容。サラダドレッシングがごまドレだったのには若干驚いたが、どれもおいしくて、特にナンは私好みのモチモチとしっかりした生地だったから嬉しかったー。野菜カレーの方が辛かったんだが、なぜかハラペーニョの味がした。
それでもやっぱりカレーはJYOTIの方がおいしいなぁ。
悔しかったので帰宅後にネットでもう一度場所を確認してみたら、入ってみたYUJINは元JYOTIがあった場所だったことが判明。てことは、馬場から撤退してしまったのか…。食べたくなったら飯田橋まで行かねばならぬ、というわけね…。

shine_a_light.jpg

さて、映画の話。
最終回ということもあって大勢の人が駆けつけていたため、珍しく整列入場になった。混みあってスクリーンが見づらくなると嫌だったので、人の頭が邪魔にならない2列目に座った。

とにかく言えることは、観てよかったということ。
やっぱりあの人たちは違うな。
私は特にストーンズ大好き人間というわけではないけれど、彼らはスターになるべくしてなった人たちなんだと、尊敬の目で見てしまった。
「石の上にも三年」なんて言葉が非常に耳に痛い、同じ仕事を6年以上続けたことのない私からすれば、40年以上も一つのことをし続けている彼らはそれだけで十分に尊敬に値するわけだが、このフィルムを撮影した時点でミックとキースは63歳。チャーリーは65くらい? なのに誰ひとりとしてハゲもせず、メタボにもならず、黒のスリムパンツをはきこなし、アクセサリーをじゃらじゃら付けても嫌味に見えないなんて、そこら辺のおっさんと違い過ぎるにも程がある。唯一年齢を感じさせるものといえば、シワ。あれはキャリアの年輪以外の何物でもない。あと付け加えるならば、円熟味を増した人間性か。

そう、とにかくこのフィルムではキースがめちゃくちゃイイ人に映っているのだ!
かつて悪行の数々をはたらき、数年おきにゴシップ記事をにぎわしてきた人とは思えない(木から落ちて骨折だか何だかをし、ツアー日程を延期させたことがあるような人とは思えない)ほど、イイ人になっている。
その人間性を垣間見せてくれるシーンがこのフィルムの中で何ヶ所かある。
特に印象に残っているものを挙げると、冒頭に近い部分でキースがスコセッシに「いいショットが撮れる場所を教えてあげようか」と言って、バスドラの前にしゃがみ込む。「ここは俺の特等席なんだ」なんてことを嬉しげに言ってる顔からは、この人にはストーンズが染みついてるんだなぁと思わされた。結局このポイントはステージど真ん中で邪魔だから、劇中では使われなかったけど。
あとは彼がソロをとる場面。ギターを下げずに歌うキースを私はあまり目にしたことがない。ここでスライドギターを弾くロニーもかっこよかった。んで、その曲の後、2曲目のソロの最中にはインタビューが挟まれる。ここで言っていた「俺もロニーも一人ずつだと下手くそだけど、二人合わさると最強なのさ」という一言。このときの表情が忘れられない。

この曲ではこの角度から誰をどういう風に映す、と細かくカット割を考えていたというスコセッシ監督、チャーリー・ワッツの出番があまりにも少なすぎやしませんかい!?(苦笑)
ライブ映像が始まって3曲か4曲経っても、ちっともチャーリーが映らない。見えたと思ってもミックにピントが合ってて後ろのチャーリーがボケてたり、スクリーンのチョー端っこに一瞬映るだけだったり…。曲が終わったところでようやくチャーリーのアップになったと思ったら、「Oh, 疲れちゃったぜー」とでも言いたげな表情。
豪華なストーンズのステージは、メンバーのほかにコーラスが3人、キーボードが1人、ホーンが4人と大所帯である。これだけ旋律を奏でる人たちが加わっていても、リズムを刻んでいるのはチャーリーとベースのダリル・ジョーンズの2人だけ。パーカッションは入っていない(たまにコーラスの人がマラカスやタンバリンを振る程度)。それなのに、ストーンズのグルーヴを生んでいるのはチャーリーなのに、映らない!
ああ、無情。実はストーンズをストーンズたらしめているのは、ひたすらに彼のリズムであるのにこの扱い。ひどいぜ、監督…。

ロン・ウッドは、なんだか髪型がかわいかった。よくお似合いだったわ。
ストーンズのメンバーはそれぞれにみんなお洒落さんだ。ミックはよくギラギラ、もしくはヒラヒラしたのを着てるけど別にそれほど変じゃないし(たまに??なときもあるけど)、チャーリーはあの歳で無地のTシャツを着こなすし、キースはゴチャゴチャしてるけどそれが彼だし(あのバンダナみたいなやつも、彼にしか許されないよな)、ロニーはシンプルな服にアクセサリー多めでバランスがいい。何てったって、あのタイトな黒ジーンズが似合うんだから、すごいよ。

そしてミックはねぇ、やっぱり怪人だね。あんな肺活量、どうやって付けるんだ? どんなトレーニングをしているのか、興味ある。
映画を撮るにあたって、スタジアムではなく3000人規模のホールを選んだスコセッシの意図が、この映画を観ていると分かる。確かに、至近距離で迫力あるストーンズの姿を伝えたいというのもあるだろうが、あれくらいの規模だとバックやサイドにスクリーンをセットする必要がないから、観客はステージ上のバンド自体に集中できるのだ。加工されたスクリーンの映像に気を取られることなく、メンバーの方をしっかりと見てコミュニケートすることができる。それに、スタジアムの大きなステージだとメンバー全員に目を向けることは不可能だが、小さなステージならば同時に数人の動きを視界に入れることができる。そして、そんな熱い視線を感じ取ったメンバーは更に演奏や動きに力が入る。
とにかくミックの動きは半端なかったよ。数年前にドームで観たときなんかよりも、数倍動き、踊っていた。さすがはエンターテイナー、さすがはサー・マイケル・フィリップ・ジャガー。
それとも単に、最前列に若くてきれいなおねーちゃんがずらっと揃っていたから気合が入っただけだったのかも!?(笑) ほんとに不自然なほど、最前は若いねーちゃんだらけだった。それにひきかえ3階席は…、むさい野郎どもがひしめきあっていた(苦笑)。ま、あれが虚飾のない現実だと思う。
それでもって、キースが歌詞を間違えたときのミックの目は怖かった…! 彼のステージに対する姿勢が感じられる一瞬だった。

2時間以上のフィルムの中での見どころは、バディ・ガイとの共演だ。これには痺れる。かっこいいぞ。
バディは声量が違うなぁ〜。パーンと張りのある、はち切れそうな、それでいて深みのある声。
キースがくわえていたタバコを吐き飛ばすところも、彼らしくて良かった(私は基本的にアンチ・タバコ人間だが)。
曲が終わったときに、キースがバディにギターを贈っていた。でも、どことなくバディの表情が「オレ、これもらうの?」みたいな、おどおどした感じだったのが妙にウケた。
とにかく、この一曲は見ものである。

ジャック・ホワイトとの共演も悪くなかった。意外とミックと声質が合うようで、いいハーモニーをしていた。ただ、もう少し痩せてから来ればよかったのに。ストーンズのメンバーがみんな細いから、ジャックのがっちり感が目立っていた。
クリスティーナ・アギレラもステージに出てきたけど、んー、特にコメントは無い(苦笑)。あれだけ歌っても、顔に一滴の汗もかかないのはさすがだな、と思ったくらいか。
 
さて、そろそろ締めに入ろう。
最初に書いた「スターになるべくしてなった人たち」というところに通ずるが、やっぱり彼らにはスターに、金持ちになる資格がある。
劇中に彼の若かりし頃のインタビューが挟まれているが、今までどれだけ同じ質問や愚問を投げられてきたことか。どんなにくだらないと思える質問でも、それなりに答えないと「あいつは我まま、生意気だ」とか「礼儀を知らない」とか言われてしまう。そんな状況に耐え抜きつつ、これだけ多くの人たちをこれだけ長い間楽しませ続けてきているんだから、頭が下がる。
特に笑ってしまったのは日本でのインタビュー映像で、なんとも日本らしい年齢を訊くものだった。
女:「ところで、あなたはいくつ?」
ミック:「29になったところだよ」
女:「わー、私も同じぃ〜!」
思わずあたしゃ、「くっだらねぇ〜」と声にだして言ってしまったよ。それでも29のミックは笑顔で流していた。大人だわ〜。伊達に、キラキラ王子様じゃないよ。

むやみに買い物をできない私であるが(ええ、未だにプーです)、やはりこのDVDは買ってしまいそうである。またしても、彼らをより一層億万長者にさせる手助けをしてしまうようだ。
とはいえ、これは映画だから、DVDが売れて喜ぶのは映画会社か。
映画になると、普通のライブビデオとは違い、アートになる。映像にストーリーが生まれる。
大抵のライブビデオだと、ギターを弾く手元やタムを叩く手元が頻繁にアップで映ったり、“これだけ集めたんだぞ”とでも言いたげに何万人というオーディエンスを映したりするが、この「Shine A Light」ではほとんどが顔のアップだ。アイドルのビデオ並である。
しかし、その捉え方がまた違っている。どの1シーンも、写真みたいなのだ。一時停止ボタンを押すと、写真のようにバランスがいい。あるいは劇的な一瞬だったりする。こんなことを北野武監督も言っていた覚えがあるが、この映画はまさにそうだと思う。

きらきらと輝く若い時に撮っておくのももちろんいいが、こうして酸いも甘いも噛み分け、円熟味を増した頃に記録を残すのもいい。というか、残せる人がうらやましい。
自分もいつかそんなばーさんになりたいものである。
posted by Michiko at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | films | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

「天使と悪魔」

angels_and_demons.jpg

昨日、六本木へ行く用事があったついでに、TOHOシネマズで「天使と悪魔」を観てきた。
多分、あそこで一番大きなスクリーンでの上映だったと思うんだけど、とにかくむやみにスクリーンと音量が大きかったせいで、途中から頭痛がしてきてしまった…。
それじゃなくてもこの映画のストーリーには頭を使わせられ、冷や冷やさせられ、ショッキングなシーンが多いからただでも疲れるというのに、怖い場面であの大音量だとくたびれ果ててしまう。

とはいえ、映画自体はとても面白かった。
原作を読んだのは何年前だ?? あのときも「ダヴィンチ・コード」よりも「天使と悪魔」のほうが面白いと思ったが、映画にも同じことが言えた。
前作ではキャスティングが腑に落ちない部分が多々あったけど、今回は本からのイメージどおりだった。唯一、アサシンが私の想像と違っていただけだ。そもそも、トム・ハンクスがロバート・ラングドンというところに違和感を覚えていたんだが、今作では役が板に付いた気がして(私が見慣れただけなのかもしれないが)普通に見進めることができた。
本編は2時間20分くらいあって長いが、展開がスリリングなので引き込まれて、飽きることなく一気に観られた。この辺は原作に依るところが大きいのかもしれない。

小説が映画化されるときには必ずと言っていいほど、本を読んでから見るか、それとも見てから読むか、みたいな話になるが、私はこのダン・ブラウン作品に関しては読んでから見た方がいいように思える。
内容が込み入っているから、たぶん映画を見ただけではちゃんと理解できないと思うし、映像になると展開のスピードに拍車がかかるから、ワケ分からぬまま終わってしまう=面白みが半減してしまうのではないかと思うのだ。
本を予め読んでおけば内容が頭に入っている分、映画の映像で風景や建物、彫刻物などにまで目を向けておさらいすることができる。
殺人の様子に関しては、読んだときに持ったイメージがそのまま描写されていて、それまでは何となくおぼろげだったものを映像として見せつけられると、結構衝撃がある。隣に座っていた女性は、ずっと手を顔に当てていたほどだった(苦笑)。

そんなわけで、1,000円で十分もとをとった気になれた映画であった。

以下、余談。
ここで観た映画の半券を保持していると、その日に限り、六本木ヒルズ内のいくつかのお店で優待を受けることができる。
最近、知人のひとりが入籍して、そのパーティーが月末にあるものだから、何か贈り物を探さねばとレイジー・スーザンへ入ったところ、ちょうどいいのを見つけた。このお店では半券で5%オフになる。
映画の後に、いい買い物をした。
posted by Michiko at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | films | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

一言日記〜梅酒の梅ジャム編〜

正午前に昼食を買いに近所のスーパーへ行ったら、青梅が目に入った。
去年はサボってしまったんだが、今年はまた漬けてみるかと一袋購入。氷砂糖も買った。

そう、梅酒であ〜る。
市販の梅酒は私には薄すぎて、ジュース感覚で飲んでしまうため、あまりよろしくない。
濃い梅酒を割って飲むのがウマい。

しかし、2〜3年前に作り、飲み終えた瓶の中にはシワシワになった梅の残骸が…。
これをどうしたものか、ただ捨ててしまうのはもったいないとネットで検索してみたら、梅ジャムを作ればいい、という意見が多数。
ならばと、適当に作ってみた。
ひとつひとつ種をとらねばならんのが面倒だったが、ものは試しだ。
水の量も砂糖の量もチョー適当。
とりあえず焦げ付かないようにとろ火で20分くらい煮た。

煮始めたときは砂糖が融けるいい匂いが漂っていたんだが、時間が経つにつれてアルコールが蒸発する微妙な香りがし始めた…。
水分がなくなって煮詰まり、でき上ったものを舐めてみたが、なんだか、こんなもんでいいのか悪いのか、さっぱり分からん味がする。
初ジャムということで写真を撮ろうとしたが、見た目がどうも悪いのでやめておいた。
味は明日、パンに塗るかヨーグルトに入れるかして検証してみるつもり。

んで、梅酒のほうはというと、ただいま梅を乾燥中。
洗った梅はよく乾かしたほうがいいらしいので、このまま夕方まで待つつもり。
今日は曇っていて、かつ風があるので、仕込むにはもってこいの日とみた。
来年にはおいしい梅酒を飲めるように、今夜、心をこめて仕込むのだ。

〜〜追記〜〜
というわけで、仕込んだ。
おいしくな〜れ〜。

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posted by Michiko at 15:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

「MILK」

今日はだいぶ親知らずの痛みがマシになった。ほっ。

昨日、映画館へ行く前に痛み止めの薬を飲んでいったにもかかわらず、まるで効かなくて痛いままだったんだが、さすがにこの映画を観ていた間はそれもあまり気にならなかった。

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ハーヴィー・ミルクという人を、私は今回この映画で初めて知った。
5〜6年前に、出張でサンフランシスコへ行くことがあった。それがちょうどハロウィンにぶつかっていたため、このチャンスを逃してはならぬと、ひとりカストロストリートへ赴き、ハロウィンの仮装パレードを楽しんだ。
サンフランシスコと言えば、ゲイとヒッピーの街という印象が強かった。仮装パレードを見るならどこがいいかと下調べをした結果、得た答えがカストロ通りだったのである。あのストリートが、ハーヴィーがもたらした影響によって今日に至っているものとは、まるで知らなかった。

この映画は、ハーヴィーがNYでスコットと出会い、SFで糾弾に倒れるまでの8年間を描いている。
なんて濃い8年間だったんだろうかと思う。
48年というのはあまりに短い人生だったけど、人生の最後にあれだけ濃い時間を過ごせたなんて、羨ましい限りである。
それまでの20年弱の間、サラリーマンとしての生活を彼がどう過ごしてきたのかは分からないが(ドキュメンタリー「The Time of Harvey Milk」を見ると、分かるのかもしれない)、最後の8年の密度には到底及ばないものだっただろう。

とにかくメッセージ性の強い、力強い作品だった。 
マイノリティでも一致団結すれば事は成るし、これをやり遂げたいと強く思えば、それに向かって皆で走り、やり抜くことができる。
信念を持って生きている人は強い。
私に信念は…、もはや無い。むしろ、信念って何だ?って感じである。
だから駄目なんだなぁ。

これからという時に彼が斃れてしまったのは非常に残念なことだが、その意志を仲間たちが受け継いで、今もゲイの権利を守っていく活動を続けてくれているという。素晴らしいことだ。
特に私は同性愛支持者というほどではない。が、同性愛者たちを別段変わった人たちとも思っていないから、もちろん異を唱えることはしないし、偏見も持っていない。腰ぬけ草食系男子より、よっぽど芯が通っていていいんじゃないかと思ってしまう。ただ、病気にだけは気を付けて欲しい、というだけである。
つい最近、「Sex and The City」のミランダ役の女優さんが女性の恋人と婚約したという記事を読んで少し驚いたけど、欧米はそういうことを打ち明けてしまえるだけ進んでいる。日本で芸能人が、それもいま話題の人がカミングアウトしたら、イメージダウンだとか何とか言って間違いなく大騒ぎになるだろう。ま、その前に、カミングアウトすること自体、事務所が許さないだろうけど。

この映画を観にいった前日に、たまたま「メゾン・ド・ヒミコ」をスカパー!で観た。
これはゲイの老人ホームのお話だから「ミルク」とはまた毛色が違うけど、ゲイを扱っている点では共通している。
でも私は「メゾン〜」にはあまり共感できなかった。最後に結局“男女の愛”になっちゃったら、ダメじゃん。
それに、「メゾン〜」は老人ホームが舞台だから“かつては綺麗だったであろう”人たちしか出てこないが、「ミルク」にはイケメンがたくさん出てくる(笑)。

スコット役のジェームス・フランコ、いい笑顔だったわ〜。私は「スパイダーマン」シリーズを全然観ていないので、彼の存在を知らなかった。「バレエ・カンパニー」は観たことあるはずなんだが、彼が出ていた記憶がない…。
エミール・ハーシュは、あのメガネのせいで「イントゥ・ザ・ワイルド」のときとはまるで別人のようだった。クネクネした歩き方も自然で上手かったし、役者だねぇ。
我ままな甘えん坊を演じたディエゴ・ルナは、ベルナル君と幼馴染なの!? まぁ、なんて美しい幼馴染同士なんでしょうか。
あと、いつも横顔だけしか映らなかったけど、すごくきれいで端正な横顔をしていた車いすの彼。なよい感じが儚げで、良かったわ。

ハーヴィーは40を過ぎてから、あの劇的な人生を迎えた。
人間、何がいつどうなるかなんて、分からないものである。
私も希望を捨てずに、頑張ろーっと。
posted by Michiko at 17:24| Comment(4) | TrackBack(0) | films | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする