2006年01月24日

Kaiser Chiefs @ 恵比寿リキッドルーム

本っ当に、た〜のしかったぁ〜! 最高に楽しい夜を過ごさせてもらったよ。
「いいライブだった」というのではなく、「楽しかった!」と素直に思えるライブは…、いつ以来だろ?

リッキーはエンターテイナーだねぇ。どうすればオーディエンスが喜ぶか、どうすれば楽しんでもらえるかを知っている。それもこれも、去年丸々一年をツアーに費やした成果なんだろうか。よっぽど誰かさんたちよりも多いツアー日程をこなしていたように思えるけど(そういうイヤミな言い方はよくありませんね)、本人たちは未だにステージを楽しんでいるようにみえたし、生き生きしてたよ。
カイザーズが当たり始めたころ、「ちょっと前まではパンクやってたくせによー」みたいなヒガミともとれることを言われていたけれど、別にそんなのどーだっていいよね。今、こうして我々が楽しめる音楽を書けるようになって、それがようやく世に認められて何が悪いんでしょ? 彼らにしてみたら、ようやく手にした成功であって、今の状況は努力の賜物のはず。恐らくそれを一番分かっているのは本人達で、だからこそあそこまでサービス精神旺盛で、イギリス人らしくないほど謙虚(!)なステージを見せてくれるのかもしれない。日本語をいくつか覚えてきて我々に通じると嬉しそうにしていたり、「Ohhh, it's good to be back here, Japan(Tokyoだったかも)」とも言ってくれたしね。客とのコミュニケーションのとり方がひとつひとつ上手いなぁと思ったよ。 
とにかく1曲目の"Na Na Na Na Na"からすごい盛り上がりで、フロアは大揺れ。私はといえば、一緒に「ナナナナ」歌いつつ、あれ、ニックってドラムだったんだ…と素人くさいことを考えていた。前に立っている方の人だとばっかり思っていた。しかも、えらい姿勢の良さで正確にリズムを叩きつつ、ばっちりコーラスを入れていた。どの曲だったか忘れたが、サビの部分でテンポが速くなって「あれれ?」と思ったら、どうやらそれはアクセントだったらしく、ヴァースに戻ったらテンポが戻ったんだよね。ちゃんとコントロールしてバンドを導いていた姿は美しかったわ。
それにしてもこのバンドはなぜかギターとベースが目に入ってこない。こんなに目立たないギターとベースを抱えたバンドは初めて見た気がする。人間の心理として歌っている人に目が行ってしまうのは自然なことなので、リッキーとニックを一番見てしまうのは仕方がない。私の場合、次に見るのは大体ギタリストだし目の前にいたのはその人だったのに、すっかり元気に動き回るリッキーに目をとられてしまった。後ろにいるピーナッツはといえば、あの愛嬌のある風貌とキャラクターですから、たまには目が行った。
そもそもリッキーが動きすぎなのかも。肺活量、ありすぎだね、彼は。あれだけハイジャンプしまくって始終動いているのに、歌うときになるとマイクスタンドの前に戻ってきてちゃんと歌える。こっちも「オーオーオー」だの「アーアーアー」だの「ナナナナナ」だのと一緒になって歌いたくなっちゃうから両腕を挙げて歌う(というか叫ぶ)んだが、息切れですよ。"Modern Way"ではニックと一緒になって「ウー」とか「アー」とかコーラスしてみたら、結構長いこと息を持たせなきゃならなくて苦しかった。彼も叩きながらよくコーラスできるもんだ。感心、感心。
アンコール2曲目、この夜最後となった曲は"Oh My God"。何なんでしょう、あの思わず大合唱したくなる旋律は。メロディーと歌詞がバッチリはまってるんだよなぁ。というわけで、心置きなく合唱。
すべてが終わって外に出ると、なんだか胴体が気持ち悪い。どうやら下着のホックがはずれていたらしい…。別に揉みくちゃエリアで暴れていたわけでもないのにホックがはずれた経験はかつて……ない。

1時間弱(55分くらいだったかな)のステージだったけれど、十二分に楽しめた。あれをもし1時間半とかやられたら、逆に困る。こっちの体力が持ちません。
今年はのっけからストライプスの延期に見舞われたり22-20sが解散したりと悲しいことが続いたが、先週のDead 60'sとこの日のKaisersのライブですっかり気分転換ができた。
I'm moving on!ですよ。

ところでこの日はThe Cribsが前座だったんだけれど…、残念ながら私好みの音ではなかった。しかも、かなり下手っぴね(苦笑) どの曲も変わり映えしなく聞こえて、物足りなかった。皆も同じように感じていたのか、単に認知度が低いだけなのか知らないけど、客のノリも悪かった(客の数が少なかったというのもある)。本人たちも自分らの音が受けてないのが分かって嫌になったのか、後半は「投げやり気味?」と思ってしまうような演奏で、最後は若干悪態つき気味で終わっていった。おまけにマイクスタンドを倒しすぎです、彼ら。マイクを定位置に戻すためにローディーがいるって感じだった。
クリブスというと、口(アゴ?)から血をダラーッとたらして歌っている写真のイメージが強くて、ついついその人を見てしまった。多分血は出ていなかったけど、口裂け女みたいな口に見えて恐かったな…。あの髪型もビミョーで面白いけどね。
補足として、観客にガイジンが多かったことを加えておこう。MTVのRuriちゃんも来てたよ。
記録としてセットリストを。

2006.1.23

1. Na Na Na Na Naa
2. Saturday Night
3. Born To Be A Dancer
4. Everyday I Love You Less And Less
5. Hard Times Send Me
6. Sink That Ship
7. Time Honoured Tradition
8. Modern Way
9. I Predict A Riot
10. Take My Temperature

アンコール
11. Caroline, Yes
12. Oh My God
posted by Michiko at 17:56| Comment(2) | TrackBack(1) | gigs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Kaisersの大阪ライブに行ってきました。
ほんと楽しいライブでした。自然に体が動き、あっという間にすんじゃったという感じです。
フジのときよりもまとまっていたように思います。
また行きたい!
Posted by なめこ at 2006年01月30日 09:44
そうですか、大阪でも良いステージをみせてくれたんですね。
スバラシイ!
「また行きたい」と思わせるライブを見せるって、バンドにとってとても大事なことですよね。ちょっとチケット代は高かったけど、私も満足できた夜でした。
Posted by Michiko at 2006年01月30日 22:00
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